社長挨拶 of charcolive-Japan

日本の皆様へ

チャコリーブ社 社長
ラファエル・ペレス・カステルス

━━━チャコリーブ開発のきっかけ

  • 私にとってチャコリーブは、夢のようなものでした。最初は、まったく漠然としたアイデアだったのですが、それがだんだんとはっきりとしたコンセプトになっていきました。1993年以来、私はしばしば日本を訪れていますが、最初の旅の折に、この国と人々にとても感銘を受けました。変化に富んで、鮮やかに美しくサーブされる日本食は、とても私の好みにあっていますし、日本酒や焼酎、特に鹿児島の芋焼酎などをたしなむのも好きです。また、洗練されていて、友情を大切にする日本の人々が好きです。日本人のそうした振る舞いには、スペイン人ととても似たものを感じます。そして、おそらく何よりも私が日本に惹きつけられた理由は、日本の自然と、その自然と日本人との間にあるつながりだったのです。
  • 日本人は、この島国の豊かで美しい自然とのつながりによって、植物や水や動物たちが私たちに与える恵みを理解しています。私は伝統的な温泉が大変気に入りました。温泉とは、日々の仕事の疲れから体を解放させる場所であり、家族や友人との会話を楽しむ場所です。私はこれまで多くの温泉や旅館を訪れて、友人たちとともに、水の恵みと、食べものと、お酒を楽しんできました。
  • こうした旅館において、私にとってはちょっと珍しいと思われるような日本の枕を使って寝ることがしばしばあったのですが、首の筋肉がよりリラックスできました。私は長年、斜頸や、脊椎の損傷による問題を抱えていたので、睡眠時の枕やマットレスにはとても気を使っています。日本の旅館では大豆の入った枕や、プラスティックビーズの枕、時には伝統的な木炭である備長炭の枕なども試しました。最初は興味本位でしたが、すぐにこれらの枕が首の痛みを改善することに気づいたのです。
  • そして私は、枕と炭の両方に興味を持ちました。また、旅館の部屋にあった、陶器の花瓶に炭の枝が美しくいけてある日本独特の装飾品にも惹きつけられました。というのも、こうして飾ってある炭が、単なる装飾品としてだけではなく、消臭効果とマイナスイオンの生成によって空気を清浄するために使われていることを悟ったからです。私は化学の分野で博士号を持っていますので、自然な成り行きでこのような炭の特性について調べ始めました。ここでもまた日本は、木炭のような自然素材が私たちの暮らしに与える恩恵を、教えてくれたのです。スペインでは、炭といえばバーベキューに使われるくらいで、美的発想で使用することなどありませんし、チョップステーキやソーセージがおいしく焼けるという以外の恩恵など考えられてもいません。そして私は、私自身のもうひとつの重要な側面である誌的な心によって、竹炭などにも興味を持つようになりました。化学者であると同時に、私は詩人でもあります。ひとつのことが、別の側面を持つことは悪いことではありません。実際に、多くの科学者たちは詩人でもありました。ある意味で、これは論理的なことでもあります。というのも、科学は多くの事象-ほとんどすべての事-について説明しますが、同時に科学では説明できない感覚や感情もあるからです。芸術が、そのギャップを埋めることができると思いますが、特に私は、詩がそうした感覚や感情をもっとも力強く表現するものだと思っています。
  • 枝の形をした備長炭や、四角い竹炭などを見ているうちに、私は炭製品の分野に丸いものがまだないことに気づきました。もし、この丸い炭が出来れば、たとえば枕のような、新しい炭製品の開発が出来ると思いました。そして私は、この丸いものがどこにあるかわかったのです。

━━━アンダルシア〜世界一のオリーブ生産地

  • アンダルシア地方には、たくさんのオリーブの樹があります。コルドバやハエンなどは、何百万本というオリーブの樹々に覆われています。それらの樹からはオリーブオイルと食用オリーブが生産されていますが、これらを生産する過程で、オリーブの残留物の固まりができます。この残留物の多くは、かまどで燃料として使用されています。その後残った丸い種から、これまでにない炭製品が出来るのではないかと考えました。日本市場向けの新たな炭製品として、また、その丸い形状から、枕の中の詰め物として最適だと思ったのです。
  • このプロジェクトを進めるにあたって、もうひとつ幸運だったことは、炭の専門家カルロス・マシアスと、機械メーカーであるフランシスコ・アグアドを、ビジネスパートナーとして得られたことでした。私たち3人によって、チャコリーブと、それを作る手法が開発されました。完成するまでに数年を要しましたが、2006年に、最初の工業用か焼炉を動かし始め、以来継続的にオリーブの種の炭を作っています。
  • 先にお話しましたように、チャコリーブはひとつの夢でしたが、これまでのところ、私たち3人がこの夢の実現のために小さな役割を果たしてきました。私たちは、チャコリーブの生産手法と、いくつかの製品を開発しました。その中のひとつが、NATURA チャコリーブ枕 です。私たちは、まだほんの小さな会社ですが、これから成長していく胚芽のようなものです。いずれ、自分たちの農場を持ち、そこでオーガニックのオリーブオイルや、炭の種を生産していきます。また将来的には、焼成過程で出る熱エネルギーによって、私たちの工場があるラ・ランブラ村の電力をまかなうことを意図しています。更に、高失業率のこの地域において、良質な仕事を作り出して、人々がよりよい地位につけるように職業技術の養成をすることも目指しています。
  • チャコリーブは、芸術イベントのスポンサーにもなっており、最近では、日本の著名なピアニストでスペインを拠点に活動しているカワカミ・ミネさんの“The Dream Concert”を支援しています。また将来的には、チャコリーブ文学賞なども設けたいと思っています。
  • 夢は、それを信じて、誠意をもって働き、そして人々に恩恵をもたらす良質な製品を作ることで実現します。しかし、同時に私の夢は、自然に敬意を払うものでありたいのです。なぜなら、私は自然を愛しているから、そしてまた、この自然への敬意がなければ、自然災害や飢餓が広がり、究極的にはこの地球上から人類が姿を消すことにもなるからです。だからこそ私たちは、樹を切ったり痛めつけたりすることなく、毎年豊富に収穫ができるオリーブの種という木製の原材料を使う手法を開発し、また、製造過程でガスの大気放出やエネルギー使用を抑えることで、環境への負荷を必要最小限にする手法を開発してきました。

━━━日本のお客様へ

  • チャコリーブ枕は、日本とスペインの文化の融合です。私は日本において、硬い枕でより良く眠れることを学びました。そして、オリーブというスペインらしい自然素材から、その枕に理想的な炭の種を得られました。更にこのアイデアに、製造過程で自然環境への負荷を最小限に抑えるための技術を加えることで、最も理想的な枕を開発しました。枕の生地にも天然素材を選び、理想的なボリュームを精査し、そして手作業による生産方法を選択しました。このようにして、それぞれの枕がひとつひとつ丁寧に作られています。
  • スペインでは、すでに多くのお客様が私たちの枕を愛用してくださっています。是非、ひとつお試しいただければ、どれほどの快適さと休息が得られるか、きっと驚かれることと思います。

チャコリーブ社 社長略歴

ラファエル・ペレス・カステルス RAFAEL P CASTELLS

(1955年、スペイン・マドリッド生まれ)

学歴:
1977
Licenciadoを取得

1981
同大学にて、生化学の博士号を取得

1986
チェントロ・デ・エストゥディオス・コメルシアル (Centro de Estudios Commerciales)に て、マーケティング管理の修士号を取得

1988
AEDEビジネススクール(AEDE)にて、マーケットリサーチの修士号を取得


職歴:
1978~1981 
マドリッドのコンプルテンス大学(Universidad Complutense)にて、生化学の助教授

1981~1989 
マドリッドのトルサ社(Tolsa S.A)にて、粘土鉱物の工業的利用に関する主任研究員

1989~1991 
コルドバのアグリフリュイド社(Agrifluide S.A)にて、技術主任。流体懸濁肥料を担当

1991~1992 
同社にて、副所長。営業部門と技術部門の責任者

1992~1993 
ビルバオのオウトカンプ・コッパー・チューブ社(Outokumpu Copper Tubes S.A)に て、マーケティング主任

1993~2001 
マドリッドのトルサ社(Tolsa S.A)にて、工業製品部門の事業部長。34カ国のセールス の責任者として、日本、韓国、南アフリカ、中東、アメリカ、ヨーロッパなどに頻繁に出 張

2001~2002 
同社にて、工業部門の営業部長。工業と家畜飼料の責任者として、5カ国の営業所および 50カ国以上の国々でのセールスを管理

2003~
ルーレ・ミネラルス社(Lur Minerals S.L.)と、アディティヴォス・イ・トラタミエント ス・デ・ミネラルス社(Aditivos y Tratamientos de Minerales S.L.)を設立。両社とも に、工業鉱物の生産と営業に関わる会社

2006~
チャコリーブ社(Charcolive S.L)を設立。同社社長に就任


チャコリーブ社は、ISO9001 (品質マネジメントシステム)を取得しております。

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